2020年5月3日日曜日

いま読んでいる本 「この国のかたち」

一年前から時々読んでいるのが司馬遼太郎の「この国のかたち」。
この国、日本の歴史を深く知る著者ならではの語り口は30年たった今も心に響きます。

あまりにも有名な作品なので私の感想はおいておきます。何度か読み返していると前は気づかなかった些細な言葉にハッとさせられます。今回「パラノイア」という言葉がわからなかったのでネットで検索。「偏執病」と出てきました。「妄想性パーソナリティの一種」とか。なんだかこういう人いるなあと気づいたんです。勝手には私がそうなのかもね、と思ってるだけですが気づいたとたんに今まで「なんで?」と思っていたことが「なるほどねー」と妙に納得。そして「じゃ、しょうがないよね」と思えるように。この「パラノイア」という言葉は秀吉の朝鮮出兵についてかかれた稿にありました。「軽度のパラノイア云々・・」と秀吉を評しているのがおもしろいです。司馬遼太郎の文章は難しい言葉がよく出てくるのでスマホ片手に調べながら読んでいます。漢字の読み方とかルビがないとわからなかったり・・中国、韓国の歴史もよく出てくるので勉強になります。日本という国についてしっかり見つめることのできる「この国のかたち」。先の見えないこんなときにこそじっくり読んでみたいです。

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